インスタでよく来る質問をFAQ投稿にまとめる方法を探している方へ。インスタのコメントやDMで、似た質問が何度も届く。そのたびに同じ説明を書いているのに、「よくある質問」を一つの投稿にまとめようとすると手が止まる。
投稿のネタがないわけではなく、質問の一覧を前にして、どれを同じ話題としてまとめ、何枚に分ければいいのかが決められない。そんな状態の方に向けた記事です。
この記事は、2026年10月5日(日本時間の夜8時ごろ)にYouTubeで公開されたS.Earchの日次AI解説動画「GPT-6.1 SolでインスタFAQ|繰り返す質問6つを5枚の投稿にまとめる方法」の無料公開部分(冒頭から約340秒までの四つの節)を核にしています。動画では、架空の「家庭向けの鉢植え相談」に届いた六つの質問を、AIで三つの群に分け、五枚のFAQカルーセルの骨組みにするまでを実演しています。記事ではその流れを、自分の商品に置き換えて使えるように、渡す資料の分け方、依頼文の型、返ってきた分類の読み方、投稿前の点検まで補いました。
動画で使われたモデル「GPT-6.1 Sol」の説明は、2026年10月13日に確認したOpenAIの公式ページ(GPT-6.1 Sol Model、Models | ChatGPT Learn)に書かれている範囲に限っています。
また、動画の鉢植え相談と六つの質問は、動画担当のAIが作った説明用の架空の素材です。実際のお客様のコメントでも、公開して数字が伸びた事例でもありません。
この記事も成果を約束するものではなく、「繰り返し届く質問を、読み手が迷わない順番の投稿にまとめる」ための作業手順として読んでください。
インスタのFAQ投稿とは|繰り返し届く質問を一つの投稿にまとめる考え方
インスタのFAQ投稿とは、コメントやDMで繰り返し届く質問を集め、同じ悩みを持つ質問どうしをまとめたうえで、読み手が困り事から次の行動まで順に読める枚数に組み直したカルーセル投稿のことです。
FAQ投稿というと、質問と答えを一問ずつ並べた一覧を思い浮かべるかもしれません。けれども、届いた質問をそのまま並べると、似た質問が別々のページに散らばり、読み手は同じ説明を二度読むことになります。
逆に、似ているからと何でも一枚にまとめると、一枚に条件と行動が混ざり、何をすればいいのかが見えにくくなります。
動画が扱っているのは、この「まとめ方」と「分け方」の判断です。六つの質問は、文章としてはすべて違います。それでも、読み手が抱えている悩みで見直すと、同じ判断に迷っている質問があり、隣り合っているけれど別の話題の質問があります。
動画ではこれを、まず群に分け、そのあとで投稿の枚数へ組み替える二段階で整理していました。
大事なのは、AIに投稿を丸ごと作らせることではありません。質問を分類する作業と、投稿として読める順番を決める作業を分け、それぞれを人が確かめられる形で受け取ることです。この記事でも、その二段階を軸に手順を説明します。
動画の要点|架空の鉢植え相談で6つの質問を3群・5枚に整理する
この動画の要点は、質問の一覧と、商品について確定している回答材料を別々の欄に分けてAIへ渡し、六つの質問を重複なく三つの群に分類させたうえで、群の数にとらわれずに五枚の投稿の骨組みへ組み替え、人が一枚ずつ点検する流れです。
動画の無料公開部分は、四つの節で構成されています。それぞれの節で扱っている内容を表にまとめました。
| 節 | 動画の時間の目安 | 扱っている内容 |
|---|---|---|
| 1. 質問6つが投稿5枚に | 冒頭〜約1分30秒 | 同じ質問に何度も答える悩み、実験の前提(架空の素材、10月5日の実行、別モデルとの比較なし)、完成した五枚の骨組み |
| 2. 質問と回答材料を分ける | 約1分30秒〜約2分45秒 | 鉢植え相談の商品メモ、六つの質問、質問文を商品の事実として扱わない理由 |
| 3. 3群から5枚へ整理 | 約2分45秒〜約4分10秒 | 依頼の内容、返ってきた三つの群、群をそのまま枚数にしない判断 |
| 4. 原案と直す一文を比較 | 約4分10秒〜約5分40秒 | 五枚の見出し、一枚目の本文の問題点、動画担当AIによる編集例 |
動画の冒頭では、実験の前提がはっきり説明されています。2026年10月5日に、既存のCodexの契約でGPT-6.1 Solを指定して実行し、入力、指示、加工していない出力、結果を同じ実験フォルダに保存したこと。
モデル名は、使っているCLIが返した結果とOpenAIの公式モデル資料で確かめたこと。別のモデルと比べる実験はしていないので、「どのAIよりも優れている」とは言わないこと。
そして、モデルの性能が上がったからといって、Instagramの再生数や登録の増加を証明するものではないこと、です。
つまり、この動画で確かめられるのは「この入力から、どんな分類と投稿案が返ってきたか」までです。この記事も同じ範囲で書いています。
AIに作業を一つだけ任せて人が確認するという進め方は、同じS.EnseのChatGPTでインスタ運用を始めるなら「1作業だけ」|無料動画の要点でも扱っています。
GPT-6.1 Solとは|動画で使われたモデルと使える場所
GPT-6.1 Solとは、OpenAIが提供するモデルの一つで、公式ページでは最上位のAstraに近い性能を、Astraより低いコストで複雑な作業に使えるモデルとして案内されています。ChatGPTではWorkとCodexで提供され、通常のChatでは提供されていません。
2026年10月13日に確認したOpenAIのGPT-6.1 Solのモデルページでは、このモデルは複雑なコード制作、コンピューター操作、専門的な業務に向けて、Astraに近い性能をより低いコストで提供すると説明されています。
また、ChatGPTのモデル案内では、コードやアプリ、文書をまたいで繰り返し行う長い作業に向くモデルとして紹介されています。公式ページで確認できた内容を表にまとめます。
| 項目 | 公式ページの記載(2026年10月13日確認) |
|---|---|
| 位置づけ | Astraに近い性能を、Astraより低いコストで複雑な作業に使えるモデル |
| 向いている作業 | コード・アプリ・文書をまたいで繰り返し行う長い作業。コストを気にする場面での候補 |
| ChatGPTで使える場所 | WorkとCodex。通常のChatでは提供されていない |
| 提供開始時の対象プラン | Codex(デスクトップアプリ・CLI)とChatGPT Work(Web・モバイル)で、Plus、Pro、Business、Enterprise、Edu。FreeとGoは提供開始時の対象外 |
| 組織向けプランの扱い | EnterpriseとEduでは、管理者が有効にするまで既定でオフ |
| 提供状況の注意 | 展開の段階、サインイン方法、使う画面によって異なる |
同じChatGPTのモデル案内では、分類、抽出、変換、構造化した要約のように、良い結果の形が分かっている繰り返しの作業には、より効率重視のLunaも候補に挙げられています。質問を群に分ける作業は、この「分類」にあたります。ただし動画ではLunaとの比較はしていないため、どちらが向いているかはこの記事では判断しません。料金や細かい仕様は変わることがあるため書いていません。モデルの特徴をもう少し詳しく知りたい方は、姉妹サイトのGPT-6.1 Solとは|特徴・API料金・Astraとの使い分けとGPT-6 Lunaとは|仕様・API料金と向いている作業の見分け方も参考にしてください。
質問がまとまらない原因|質問文と回答材料が一つの資料に混ざっている
FAQ投稿がまとまらない原因とは、お客様の質問文と、商品について確定している回答材料を同じ資料に混ぜてしまい、質問に書かれた思い込みまで商品の事実のように扱ってしまうことです。
動画で使われた六つの質問は、次のとおりです。
| 番号 | 質問文(動画の架空の質問) | 質問に含まれている思い込み |
|---|---|---|
| Q1 | 葉が黄色いのですが水を増やせばいいですか | 黄色い葉の対処は水を増やすこと |
| Q2 | 北向きの部屋でも相談できますか | 部屋の向きで相談の可否が変わる |
| Q3 | 毎日水をやるのが正しいですか | 毎日の水やりが正解 |
| Q4 | 葉の写真がないと相談できませんか | 写真が必須 |
| Q5 | どの鉢植えでも必ず元気に戻せますか | 相談すれば回復が約束される |
| Q6 | 相談に向けて何をメモしておけばいいですか | (思い込みは含まれない準備の質問) |
動画が強調していたのは、「質問文には疑問がある」という点です。質問に「毎日水をやるのが正しいですか」と書いてあっても、それは「毎日の水やりが正しい」という商品の事実にはなりません。
「必ず元気に戻せますか」という質問があっても、「必ず元気に戻る」という約束にはなりません。表の右の列は、動画の説明をもとに記事側で整理したものです。
質問と回答材料を一つの資料に書いてAIへ渡すと、AIは質問に出てくる言葉を、答えの材料として使ってしまうことがあります。そうすると、商品の説明に書いていない「毎日の水やり」や「回復の保証」が、FAQ投稿の答えに紛れ込みます。
FAQ投稿は「よく聞かれることへの公式な答え」として読まれるので、ここに確定していない内容が入ると、後で訂正するのが大変です。
質問カードと回答材料を分ける|AIへ渡す二つの欄の作り方
質問カードと回答材料を分けるとは、お客様から届いた質問を番号付きのカードとして一枚ずつ書き出し、商品について確定している条件や準備事項は別の欄にまとめて、二つを混ぜずにAIへ渡すことです。
動画では、質問を画面上で「質問カード」にし、商品の条件を書いた紙はカードとは別に置いていました。AIへ渡す資料も同じ形にします。動画の商品メモと質問を、二つの欄に分けると次のようになります。
| 欄 | 書く内容 | 動画の例(架空の鉢植え相談) |
|---|---|---|
| 回答材料(商品の確定事項) | 商品でできること | 葉の様子と置き場所を聞き、手元のメモで水やりを見直す相談 |
| 回答材料(商品の確定事項) | 行っていないこと | 診断の保証、植物の販売、訪問はない |
| 回答材料(商品の確定事項) | 必須ではないこと | 写真は必須ではない |
| 回答材料(商品の確定事項) | 準備してほしいこと | 葉の様子、置き場所、直近の水やりの三つ |
| 回答材料(商品の確定事項) | このメモでは判断できないこと | 水の量や頻度の正解、回復の保証 |
| 回答材料(商品の確定事項) | 書いていないこと | 料金と予約方法 |
| 質問カード | 届いた質問を番号付きで一枚ずつ | Q1〜Q6(前の表) |
ポイントは、回答材料の欄に「できること」だけでなく、「行っていないこと」「必須ではないこと」「このメモでは判断できないこと」「書いていないこと」まで書く点です。動画の例でも、料金と予約方法は商品メモに書かれていません。
書いていない情報をはっきりさせておくと、AIがそれらしい料金や予約方法を補ってしまうのを防げます。
質問カードに番号を付けるのにも理由があります。動画では「まず番号を付けるだけでも、どの質問が投稿に残ったか追えます」と説明していました。
水を増やす質問(Q1)と毎日やる質問(Q3)は、この段階ではあえて別のカードのまま残し、まとめるのは次の分類の段階です。最初から人の判断でまとめてしまうと、どの質問がどこへ行ったのかを後から追えなくなります。
AIへ渡す前に資料の欄を整える考え方は、Instagram AIツールを契約する前に確認する7項目|仕事・データ・権限を整理で紹介している「仕事・データ・権限を先に書く」流れとも共通しています。
そのまま使える依頼文の型|群・スライド・確認項目を分けて受け取る
FAQ投稿の依頼文の型とは、質問の分類、スライドの原稿、キャプション、未確認の項目、点検リストを別々の項目として返してもらい、どの答えがどの質問と確定事項から来たかを後から照合できるようにする指示文の組み立て方です。
動画で紹介された指示は、六つの質問を三つの群へ重複なく分類し、五枚のInstagram FAQ案を作ることでした。
群には「群の名前・含まれる質問の番号・まとめた理由」を、各スライドには「何枚目か・見出し・本文・根拠にした質問の番号・使った確定事項」を付けてもらいます。さらに、キャプション、未確認の項目、点検リストを分けて返してもらいます。
動画ではJSONという形式で受け取っていましたが、大事なのは形式の名前ではなく、何を照合できるようにするかです。動画の内容をもとに、自分の商品に置き換えやすい形へ整えたのが次の型です。
【回答材料(確定事項)】 ・できること:(商品でできること) ・行っていないこと:(例:保証、販売、訪問など) ・必須ではないこと:(例:写真は必須ではない) ・準備してほしいこと:(例:三つのメモ) ・書いていないこと:(例:料金、予約方法) 【質問カード】 Q1:(届いた質問) Q2:(届いた質問) Q3:(届いた質問) … 【依頼】 質問を三つの群へ重複なく分類し、五枚のFAQ投稿案を作ってください。 1枚目は具体的な困り事、2〜4枚目は質問への回答、5枚目は今日の行動にしてください。 本文は各80字以下にしてください。 回答材料にない料金・診断・実績は作らず、答えられない点は未確認の項目に残してください。 【返してほしい項目】 ・群:群の名前/質問の番号/まとめた理由 ・スライド:何枚目か/見出し/本文/根拠にした質問の番号/使った確定事項 ・キャプション ・未確認の項目 ・点検リスト
この型で特に役立つのは、スライドごとに「根拠にした質問の番号」と「使った確定事項」を返してもらう項目です。動画でも、これによって後から「この回答はどこから来たか」を質問の番号と確定事項へ戻して照合できる、と説明していました。
答えの文がよくできていても、根拠に戻れない文は採用しない、という判断がしやすくなります。
もう一つは、「答えられない点は未確認の項目に残す」という指示です。これがないと、AIは五枚を埋めるために、回答材料にない内容で空欄を補おうとします。
依頼文全般の書き方を基礎から確かめたい方は、姉妹サイトのChatGPTのプロンプトはなぜ伝わらない?書き方の5つのコツとはも参考になります。
返ってきた分類の読み方|6つの質問が1回ずつ入っているかを確かめる
返ってきた分類を読むとは、AIが作った群をそのまま信じず、すべての質問が一度ずつだけ登場しているか、まとめた理由が読み手の悩みとして納得できるか、隣り合うだけで別の話題の質問が混ざっていないかを確かめることです。
動画でGPT-6.1 Solから返ってきた分類は、次の三つの群でした。表の右の列は、動画の説明をもとにした投稿での扱い方です。
| 群の名前 | 含まれる質問 | まとめた理由(動画の説明) | 投稿での扱い |
|---|---|---|---|
| 水やりの判断 | Q1、Q3 | 文章は違うが、水を増やすか・毎日やるかという判断の悩みを共有している | 一枚の話題にまとめる |
| 相談条件と準備 | Q2、Q4、Q6 | Q2とQ4は相談の条件、Q6は準備。隣り合うが同じではない | 条件と行動を別のスライドに分ける |
| 相談の役割と保証 | Q5 | 理由の説明は動画になし(群の名前のとおり、相談の役割と保証を分けた一問) | 一枚で、相談と保証の違いを伝える |
最初に確かめるのは、六つの番号が一度ずつ登場しているかです。動画の結果では、Q1からQ6までがそれぞれ一度だけ、どこかの群に入っていました。番号を付けておいたので、この確認は数を数えるだけで済みます。
同じ質問が二つの群に入っていたり、どの群にも入っていない質問があったりしたら、投稿にする前に依頼をやり直します。
次に、まとめた理由を読みます。Q1とQ3は文章としては別の質問ですが、どちらも「水をどうするか」という同じ判断に迷っています。こういう質問は一枚にまとめると、読み手は一度で答えにたどり着けます。
一方で、「相談条件と準備」の群は少し注意が必要です。Q2とQ4は「相談できるか」という条件の質問で、Q6は「何をメモしておくか」という準備の質問です。動画でも、隣り合ってはいるが同じではないと指摘していました。
AIの出力を読み直して役割や重複を確かめる流れは、同じGPT-6.1 Solの実演を扱ったInstagramの長い予約前FAQを七枚へ整理する方法|AI原稿の役割と重複を確認でも紹介しています。
あちらは、すでにある長いFAQを七枚に配置する例で、この記事は、ばらばらに届いた質問を群に分けるところから始める例です。手元にあるのが整ったFAQの文章なら前の記事を、届いた質問の一覧ならこの記事の手順を使うと、作業の入口が合います。
3群を5枚に組み替える|群の数と投稿の枚数を一致させない
群を投稿の枚数に組み替えるとは、AIが分類した群の数をそのまま枚数にせず、読み手が困り事、答え、今日の行動の順に読めるように、群を分けたりまとめたりしてスライドの役割を決め直すことです。
動画で特に大事なのが、「AIが作った群をそのまま投稿の枚数に変換する必要はない」という判断です。三つの群を三枚にすると、「相談条件と準備」の一枚に、相談できるかどうかの条件と、今日やることが混ざってしまいます。
そこで、条件と行動を別のスライドに分け、最初に困り事の一枚を足して五枚にしています。動画で紹介された五枚の見出しと役割は次のとおりです。
| 枚 | 見出し(動画の原案) | 役割 | 根拠にした質問 |
|---|---|---|---|
| 1枚目 | 葉が黄色い…水を増やしていい? | 具体的な困り事で読み手を呼び止める | Q1 |
| 2枚目 | 水を増やす?毎日やる? | このメモだけでは量や頻度を判断できないと伝え、葉の様子・置き場所・直近の水やりを整理する | Q1、Q3 |
| 3枚目 | 写真なしでも相談できる? | 写真は必須ではないと伝え、北向きの部屋の可否は未記載なので確認が必要と残す | Q2、Q4 |
| 4枚目 | どの鉢植えも必ず元気に戻る? | 状態を整理する相談と、回復の保証を区別する(見出しは問いの形で、回復を約束しない) | Q5 |
| 5枚目 | 今日、三つをメモしよう | 葉の様子・置き場所・直近の水やりを番号で示す | Q6 |
表の「根拠にした質問」の列は、動画の説明をもとに記事側で対応づけたものです。三枚目に注目すると、Q2の「北向きの部屋でも相談できるか」には、商品メモに答えがありません。
ここでAIや作り手が「もちろん大丈夫です」と書いてしまうと、確定していない条件を約束することになります。動画の原案では、写真が必須でないことだけを伝え、北向きの部屋については確認が必要として残していました。答えがない質問は、答えがないまま正直に扱う、という判断です。
四枚目も同じ考え方です。Q5のように回復を約束できるかを問う質問に対して、相談でできるのは状態を整理することまでで、回復の保証はしていない、と区別して伝えます。FAQ投稿では、こうした「できないこと」をはっきり書くページがあると、読み手が問い合わせの前に、相談で何ができて何を約束していないかを確かめられます。カルーセル全体の構成の作り方を広く知りたい方は、姉妹サイトのAIでインスタのカルーセル構成を作る手順|スライド設計と投稿前の確認ポイントも参考になります。この記事は、その中でも「届いた質問から枚数を決める」部分に絞っています。
1枚目の直し方|作り手の分類ではなく読み手の困り事から始める
FAQ投稿の1枚目を直すとは、AIの原案が作り手側の整理作業を説明している場合に、読み手が実際に困っている場面と、最初に何をすればいいかが伝わる一文へ置き換えることです。
動画によると、AIが返した五枚の本文は、どれも指定どおり八十字以下でした。ただし動画では、これは実際の画面で読める文字の大きさや、保存されやすさまで確かめた結果ではない、と断っています。字数の条件を満たしていることと、投稿として読みやすいことは別の話です。
実際に問題が見つかったのは、一枚目の本文でした。AIの原案は「六つの架空の質問を三つのテーマで整理する」と説明する内容になっていました。
教材の出力としては正しい内容ですが、実際の商品の投稿に置くと、読み手の悩みよりも、作り手が分類した作業の説明になってしまいます。読み手が知りたいのは、どう分類したかではなく、自分の鉢植えの葉が黄色いときにどうすればいいかです。
| 比較 | 一枚目の本文 | 読み手から見た印象 |
|---|---|---|
| AIの原案(動画の説明の要約) | 六つの質問を三つのテーマで整理すると説明する内容 | 作り手の作業の説明に見える |
| 動画担当AIの編集例 | 水を増やす前に、葉の様子・置き場所・直近の水やりを整理 | 自分の困り事と、最初にやることが分かる |
| 直すときの基準(記事側の整理) | 読み手の場面から書き出し、回答材料の準備事項に戻る一文にする | 強い言葉を足さなくても、次に読む理由が伝わる |
編集例では、植物の診断や水やりの量は一切足していません。使っているのは、商品メモにある準備事項(葉の様子、置き場所、直近の水やり)だけです。動画でも、この編集例はAIの原文とは区別して扱っていました。
どの文をAIが出し、どの文を人が直したかを分けておくと、次に同じ依頼をするときに、依頼文のどこを変えればいいかが見つけやすくなります。
一文を直すときの判断基準は、強い言葉を足すことではなく、「読み手が自分の場面を思い浮かべられるか」と「回答材料に戻れるか」の二つです。
「水を増やす前に」という書き出しは、Q1の困り事をそのまま受け止めつつ、まだ水を増やさなくていいことも伝えています。そのうえで、準備事項という確定した材料に戻っています。
投稿前の点検リスト|FAQ投稿で確かめる6項目
FAQ投稿の投稿前の点検とは、すべての質問の行き先、答えの根拠、答えのない質問の扱い、保証と相談の区別、1枚目の視点、最後の行動を一つずつ確かめ、公開してよいかを判断する作業です。
動画で紹介された考え方をもとに、FAQ投稿を公開する前に確かめたい項目を表にまとめました。AIに作らせた点検リストと、自分で見る点検リストを比べるのにも使えます。
| 点検項目 | 確かめること | 動画の例での確認結果 |
|---|---|---|
| 1. 質問の行き先 | すべての質問番号が一度ずつ、どこかのスライドか未確認の項目に入っているか | Q1〜Q6が一度ずつ群に入っていた |
| 2. 答えの根拠 | 各スライドの答えが、回答材料のどの確定事項から来ているか言えるか | 写真が必須でないこと、準備の三つは商品メモにある |
| 3. 答えのない質問 | 回答材料にない質問に、推測の答えを書いていないか | 北向きの部屋は未記載のため確認が必要と残した |
| 4. 保証と相談の区別 | 回復や効果など、商品が約束していないことを答えとして書いていないか | 四枚目で相談と保証を区別した |
| 5. 1枚目の視点 | 1枚目が作り手の作業ではなく、読み手の困り事から始まっているか | 原案は作り手視点だったため、編集例で直した |
| 6. 最後の行動 | 読み終えた人が今日できる行動が一つに絞られているか | 五枚目で三つのメモを番号で示した |
この中で見落としやすいのは、三つ目の「答えのない質問」です。FAQ投稿は、すべての質問に答えなければいけないように感じますが、確定していない条件を投稿で約束するより、「確認が必要です」と書くほうが、後から訂正する手間を抑えやすくなります。
確認が必要な項目は、プロフィールの案内先やDMで個別に答える前提にしておくと、投稿の役割と個別対応の役割を分けられます。
FAQ投稿を出した後も、似た質問がコメントで届くことはあります。投稿に載せた答えと、コメントでの返信の言い回しをそろえておくと、説明が食い違いにくくなります。
コメント返信の文面をAIで作るときの手順は、姉妹サイトのAIでインスタのコメント返信文を作る手順|トーン統一と送信前の確認で詳しく扱っています。
投稿後の振り返りでAIの集計を自分で検算する流れは、Instagram分析でリーチよりプロフィール到達を見る|AIの検算と次回の編集メモで紹介しています。
自分の商品に置き換える例|質問カードと回答材料を書き直す
自分の商品への置き換えとは、動画の鉢植え相談と同じ型で、自分の商品の確定事項を回答材料の欄に、実際に繰り返し届いている質問を番号付きの質問カードに書き直し、同じ手順で分類と枚数の組み替えを行うことです。
動画でも、自分の商品で置き換えるなら、確定した提供条件と質問をもう一度確かめるようにと説明していました。置き換えるときの考え方を、記事側で作った説明用の架空の例で示します。どれも実在の商品や事例ではありません。
| 商品の例(架空) | 繰り返し届く質問の例 | まとまりそうな群 | 回答材料で確かめること |
|---|---|---|---|
| 初心者向けの料理教室 | 包丁を持っていなくても参加できるか/一人で参加できるか/作った料理は持ち帰れるか | 参加条件、当日の持ち物 | 持ち物の要否、持ち帰りの可否が確定しているか |
| スマホ写真の講座 | 古い機種でもいいか/編集アプリは必要か/撮った写真を添削してもらえるか | 使う道具、講座でできること | 対応機種の書き方、添削の有無が書かれているか |
| 家計の整理の相談 | 通帳を持っていくべきか/夫婦で参加できるか/節約額を約束してもらえるか | 準備、参加条件、相談の役割と保証 | 準備物、同席の可否、成果を約束しないことが明記されているか |
どの例でも、「約束してもらえるか」「〜になると言い切れるか」という質問が混ざりやすい点は、動画のQ5と同じです。回答材料の欄に「約束していないこと」を書いておけば、AIも作り手も、そこで答えを膨らませずに済みます。
また、「一人で参加できるか」「夫婦で参加できるか」のように、回答材料に書いていない条件の質問は、答えを作らずに未確認の項目として残し、確定してから投稿に入れます。
質問の数が少ないうちは、無理に五枚にする必要もありません。動画のように、群に分けてから、読み手が困り事、答え、今日の行動の順に読めるかで枚数を決めます。質問がまだ集まっていない場合は、先に投稿全体の企画から考えるほうが早いこともあります。
ChatGPTで作った初稿を人が直してカルーセルにする流れは、ChatGPT×Canvaでインスタ10枚投稿を作る方法|AI初稿を赤入れする6工程も参考になります。
よくある質問
- Q1. GPT-6.1 SolはChatGPTの普通のチャットで使えますか。
- 2026年10月13日に確認したChatGPTのモデル案内では、ChatGPTの中でGPT-6.1 SolはWorkとCodexで提供され、通常のChatでは提供されていないと書かれています。提供状況は展開の段階、サインイン方法、使う画面によって変わるため、自分の画面のモデル一覧で確かめてください(Models | ChatGPT Learn)。
- Q2. 無料プランでもGPT-6.1 Solを使えますか。
- 同じ公式ページでは、CodexとChatGPT Workでの提供開始時の対象はPlus、Pro、Business、Enterprise、Eduで、FreeとGoは提供開始時の対象に含まれていないと案内されています。EnterpriseとEduでは、管理者が有効にするまで既定でオフです。質問を分けて渡し、根拠付きで返してもらうというこの記事の手順自体は、ほかのモデルでも試せます。
- Q3. ほかのモデルでも同じ三つの群に分かれますか。
- 動画では別のモデルとの比較はしていないため、同じ結果になるかは分かりません。どのモデルを使う場合でも、すべての質問番号が一度ずつ入っているか、まとめた理由に納得できるか、隣り合うだけの質問が混ざっていないかを、人が確かめることが大切です。
- Q4. FAQ投稿を作れば、同じ質問のコメントは減りますか。
- 動画でも記事でも、質問が減るかどうかは確かめていません。動画の素材は架空の質問で、公開後の反応は扱っていません。FAQ投稿は、繰り返し届く質問への答えを一か所にまとめておくための手順で、コメント数や保存数、問い合わせの増減を約束するものではありません。
- Q5. 回答材料にない質問には、どう答えればいいですか。
- 推測で答えを作らず、「確認が必要です」と残すのがおすすめです。動画の例でも、北向きの部屋で相談できるかは商品メモに書かれていなかったため、確認が必要な項目として残していました。条件が確定したら、回答材料の欄に足してから投稿を更新します。
- Q6. AIが分けた群の数と、投稿の枚数は合わせるべきですか。
- 合わせる必要はありません。動画でも、三つの群を五枚に組み替えていました。条件と行動が同じ群に入っている場合は別のスライドに分け、最初に困り事、最後に今日の行動を置くと、読み手が順番に読みやすくなります。
まとめ|FAQ投稿は「質問と回答材料を分け、群と枚数を分けて考える」
インスタで繰り返し届く質問をFAQ投稿にまとめるときは、まず質問を番号付きのカードにし、商品の確定事項は回答材料として別の欄に書きます。
回答材料には、できることだけでなく、行っていないこと、必須ではないこと、書いていないことまで入れておきます。
AIには、質問の分類と、スライドごとの見出し・本文・根拠にした質問・使った確定事項を分けて返してもらいます。
返ってきた群は、すべての質問が一度ずつ入っているかを数え、群の数にとらわれずに、困り事、答え、今日の行動の順に読める枚数へ組み替えます。答えのない質問は推測で埋めず、1枚目は作り手の作業ではなく読み手の困り事から始めます。
動画の無料公開部分(約5分40秒)で、ここまでの流れを実演しています。文章で手順をつかんだ後に、2026年10月5日公開の動画で実際の分類の表と五枚の見出しを見ると、自分の商品に置き換えるイメージがわきやすくなります。ほかの動画記事はS.Enseのトップページから読めます。
この記事は、無料公開されている動画のうち無料で見られる部分と、2026年10月13日に確認したOpenAIの公式ページの記載をもとに再編集しています。鉢植え相談、六つの質問、置き換え例の商品はすべて説明用の架空設定です。モデルの提供状況や画面は変わることがあるため、利用前に公式ページで最新の記載を確認してください。

